ホームページ制作会社の選び方|失敗しない7つのチェック

ホームページ制作会社の選び方は、料金の安さではなく「見積の透明さ・契約の縛り・成果を一緒に考えてくれるか」で決まります。同じ「ホームページを作る」でも、依頼先によって費用も品質も対応もまったく違います。「どこに頼めばいいか分からない」「見積書の見方が分からない」という声を、私たち制作会社は本当によく聞きます。
失敗の多くは、制作会社を比べる前の準備不足と、契約前の確認漏れから起こります。逆に言えば、選び方の「型」さえ押さえれば、初めての発注でも失敗はほぼ防げます。
この記事は、中小企業・個人事業主のサイトを手がける株式会社KOKUが、制作会社の選び方を発注者目線で正直に解説します。聞くべき質問の文言、答え方の見分け方、契約書で確認する条項まで、そのまま使える形で書きました。
この記事でわかること
- ホームページ制作会社の選び方の全体像(準備→比較→契約)
- 依頼先5タイプ(フリーランス/サブスク型/中小/大手/自作)の特徴と見極め方
- 失敗しない選び方チェックリストと、見積書の読み方
- 相見積りのコツ、聞くべき質問と「答え方」の判定基準
- 契約前に必ず確認すること、避けたい会社のサイン
「制作会社選びで失敗したくない」という経営者・ご担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
ホームページ制作会社の選び方は「準備→比較→契約」で決まる
制作会社選びは、準備→比較→契約の3ステップで進めます。いきなり数社に問い合わせるとうまくいきません。順番を守るだけで、無駄なやり直しが減ります。
- 準備:目的・予算・欲しいページを自社で決める(ここが9割)
- 比較:依頼先タイプを絞り、2〜3社で相見積りを取る
- 契約:見積の内訳と契約条件を確認してから決める
多くの人が「比較」から始めます。しかし目的が決まっていないと、見積もりを比べる基準そのものがありません。A社が30万円、B社が60万円と出てきても、どちらが自社に必要かを判定できないのです。
目安として、準備に1〜2週間、比較に2週間、契約の確認に1週間。合計1ヶ月ほどかけるつもりでいると、判断を焦らずに済みます。逆に「今週中に決めたい」という状態で問い合わせると、条件の確認が甘くなりがちです。
選定にかかる期間の目安
| ステップ | 期間 | この段階でやること | やってはいけないこと |
|---|---|---|---|
| 準備 | 1〜2週間 | 目的を1つに絞る、予算の上限を決める、参考サイトを集める | 制作会社に問い合わせる |
| 比較 | 2週間 | 2〜3社に同じ条件を送る、見積の内訳を受け取る | 1社だけで決める |
| 契約 | 1週間 | 契約書の条項を読む、不明点を書面で質問する | その場で押印する |
公開したい時期が決まっているなら、そこから逆算して2〜3ヶ月前に準備を始めてください。制作期間は小規模なサイトで1〜1.5ヶ月かかります。選定の1ヶ月を足すと、余裕を持って間に合う計算になります。
まず知る:ホームページの依頼先5タイプ【比較早見表】
「制作会社」とひと口に言っても、依頼先には大きく5タイプあります。費用も品質も、得意不得意もタイプごとに構造的に違います。まずは全体像を一覧で確認しましょう。
| 依頼先タイプ | 費用の目安 | 強み | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| フリーランス | 初期5万〜30万円 | 安い・小回り | まず名刺代わりに1サイト |
| サブスク型サービス | 初期0〜5万+月額制 | 初期が安い・早い | 初期費用を抑えて早く公開 |
| 中小の制作会社 | 初期20万〜80万円 | 費用と品質のバランス | 成果を意識した本格サイト |
| 大手・広告代理店 | 初期100万円〜 | 大規模・多機能 | 複数拠点・大量ページ |
| 自作サービス(Wix等) | 月数千円〜 | 最安・自分で管理 | とにかく費用を抑えたい |
中小企業・個人事業主のボリュームゾーンはフリーランス・サブスク型・中小の制作会社です。大手はオーバースペックになりがち。まずはこの3つから、自社の目的に合うタイプを絞りましょう。費用の相場そのものはホームページ制作費用の相場で詳しく解説しています。
3つの質問でタイプを絞る
迷ったら、次の3つに順番に答えてください。上から順に答えていくと、候補は自然に1〜2タイプに絞れます。
- サイトから問い合わせや応募が欲しいか? いいえ→フリーランス/サブスク型/自作で十分。はい→次へ
- 公開後も定期的に更新したいか? いいえ→フリーランス。はい→次へ(更新が月額に含まれる会社を選ぶ)
- 拠点が複数、またはページが30を超えるか? いいえ→中小の制作会社。はい→大手も候補に入れる
大半の中小企業は、1で「はい」、2で「はい」、3で「いいえ」になり、中小の制作会社に落ち着きます。ここで自作やサブスク型を選ぶと、あとから成果が出ずに作り直しになりやすいので注意してください。
依頼先タイプ別の特徴(メリット・デメリット)
それぞれのタイプで、費用も品質も公開後の対応も変わります。タイプごとに「必ず確認すべき1点」を添えました。
フリーランス
費用が安めで、小回りが利くのが魅力です。一方で担当者一人に依存するため、対応の幅や納期の安定性、公開後のサポートに差が出やすい面があります。
必ず確認する1点:連絡が取れなくなったときの代替手段。体調不良や別案件で数週間止まることは現実に起こります。サイトのデータを自社でも持てるか、管理画面のアカウントを自社名義にできるかを聞いてください。
サブスク型サービス
初期費用0〜数万円、月額定額でサイトを持てるサービスです。初期投資を抑えたい会社に向きます。ただしテンプレートが多く、独自性は限定的です。
必ず確認する1点:解約後にサイトとドメインが残るか。残らない設計だと、乗り換えのたびにゼロからやり直しです。最低利用期間と違約金の額も、契約書の条文で確認してください。
中小の制作会社
費用と品質のバランスが良く、目的や成果を意識した設計を相談しやすいのがこの層です。担当者と直接やり取りでき、要望を反映しやすい。多くの中小企業にとって、現実的な第一候補になります。
必ず確認する1点:自社と近い業種の実績があるか。この層は会社ごとの差が最も大きい層です。業種が近いほど、説明の手間が減り、構成の提案も的確になります。
大手制作会社・広告代理店
複数拠点・多機能・大量ページに対応でき、ブランディングも本格的です。その分、費用は高めで、小規模なサイトにはオーバースペックになりがちです。
必ず確認する1点:実際に手を動かすのは誰か。営業担当と制作担当が別で、実作業が外部に再委託される場合があります。公開後の修正依頼が何人を経由するかで、対応の速さが決まります。
自作サービス(Wix・WordPressなど)
月数千円から、自分でサイトを作れるサービスです。費用は最安ですが、制作と更新の手間が本業を圧迫します。集客や採用の設計は自力で学ぶ必要があります。
必ず確認する1点:自社に作業できる人と時間があるか。5ページのサイトを調べながら作ると、30〜60時間ほどかかります。その時間を本業に使った場合の価値と比べて判断してください。
【目的別・規模別】自社に合う制作会社の選び方
制作会社は「目的」で選ぶと外しません。よくある3つの目的別に、合う依頼先を整理しました。
| 目的 | 合う依頼先 | 重視する点 |
|---|---|---|
| 名刺代わり・信用づくり | フリーランス/サブスク型 | 費用と早さ |
| 採用・集客で成果を出す | 中小の制作会社 | 設計力と提案力 |
| ブランディング・大規模 | 大手・実績豊富な会社 | ディレクション体制 |
「まず信用のために1サイト」なら費用重視で十分です。採用や問い合わせという成果が欲しいなら、設計を相談できる制作会社を選ぶのが近道になります。採用が主目的なら採用サイトの作り方もあわせてご覧ください。
会社の規模で変わる「頼み方」
| 自社の規模 | 現実的な依頼先 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 1人〜数人 | フリーランス/サブスク型/中小 | 社長が全部やろうとして止まる |
| 5〜20人 | 中小の制作会社 | 社内の担当者が決まらず素材が集まらない |
| 20人以上 | 中小〜大手 | 関係部署が増え、決裁で期間が延びる |
規模が大きいほど、制作会社の力より社内の進め方が納期と費用を決めます。着手前に窓口を1名に決め、その人に判断を任せる範囲を明確にしておいてください。
依頼前に自社で決めておくこと・用意するもの
準備が9割です。制作会社に相談する前に自社で次を決めておくと、話が早く、見積もりも正確になります。
- 目的:採用・集客・信用づくりなど、一番の狙いを1つに絞る
- ターゲット:誰に見てほしいサイトか
- 予算:初期と月額でいくらまで出せるか
- 公開時期:いつまでに公開したいか
- 参考サイト:良い例・避けたい例を2〜3社
特に「目的を1つに絞る」は重要です。あれもこれもと欲張ると、費用が膨らみ、メッセージもぼやけます。
参考サイトを伝えるときは、「どこが良いと思ったか」を一言添えてください。同じサイトを挙げても、色づかいが良いのか、情報の並び順が良いのかで、提案はまったく変わります。「このサイトの、写真が大きく出るところが良い」程度で十分です。
手元にあると見積もりが下がるもの
次が揃っていると、制作会社の作業が減り、見積もりが素直に下がります。問い合わせ時に「これがあります」と伝えるだけで、提案の精度が上がります。
- ロゴのデータ(背景が透明なもの、または元データ)
- 会社概要の正確な情報(所在地・設立年・資本金・許認可番号)
- 現場・社員・商品の写真(スマホ撮影でも、明るい場所ならかなり使えます)
- 既存のパンフレットや名刺(会社の言葉づかいが伝わります)
- 問い合わせの受け先メールと、対応する担当者
失敗しない制作会社の選び方チェックリスト
制作会社を比べるとき、次の7項目で見極めます。1つでも曖昧なら、契約前に必ず質問しましょう。「どうなっていれば合格か」も添えました。
| チェック項目 | 合格の目安 |
|---|---|
| 自社の業種・目的に近い制作実績があるか | 実際のURLを2件以上見せてもらえる |
| 見積の内訳が明確か | 初期・月額・追加費用が項目ごとに分かれている |
| 公開後の更新・保守の範囲が分かるか | 「月◯回まで」「◯営業日以内」と数字で書かれている |
| 契約の縛り・解約条件が妥当か | 最低利用期間と違約金が契約書に明記されている |
| サイトの著作権・データが自社に残るか | 解約時のデータ引き渡しが書面にある |
| 質問への返信が早く、説明が分かりやすいか | 問い合わせから1〜2営業日以内に具体的な返信 |
| 成果を一緒に考えてくれるか | こちらの目的・客層を質問してくる |
特に大事なのは最後の項目です。良い制作会社ほど、こちらに質問をしてきます。言われた通りに作るだけの会社と、目的から逆算して提案する会社では、公開後の結果が大きく変わります。
見積書の見方(初期費用・月額・追加費用の内訳)
「一式 30万円」のような見積書には要注意です。中身が分からないと比較できません。見積は次の3つに分けて確認しましょう。
初期費用の内訳
初期費用は「企画・ディレクション」「デザイン」「コーディング・実装」「原稿・写真」に分かれます。ページ単価や作業項目が書かれているかを見ましょう。「一式」だけの見積は、内訳を出してもらうのが基本です。
月額費用(保守・運用)の中身
月額の中身は会社ごとにバラバラです。サーバー・ドメイン維持だけの月額もあれば、更新代行やSEO改善まで含む月額もあります。何が含まれ、何が別料金かを必ず確認してください。
追加費用が発生しやすいポイント
| 追加費用になりやすい項目 | 事前に聞いておく質問 |
|---|---|
| ページの追加 | 「6ページ目からは1ページいくらですか」 |
| 文章・写真の作成 | 「原稿を当社が書くと、いくら下がりますか」 |
| 修正回数の超過 | 「デザイン修正は何回まで無料ですか」 |
| フォーム・予約機能の追加 | 「後から機能を足す場合の目安はいくらですか」 |
| 公開後の不具合対応 | 「公開3ヶ月以内の不具合修正は有料ですか」 |
初期費用が安くても、月額に更新代行が含まれず、修正が毎回別料金だと総額で逆転します。「初期+月額+想定する追加費用」の総額で比べるのが鉄則です。2〜3年使う前提で試算してください。
総額で逆転する例(3年で試算)
初期費用だけを見ると、安い会社が得に見えます。3年分で並べ直すと、順位が入れ替わることがあります。次は考え方を示すための試算例です。
| A社 | B社 | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 15万円 | 40万円 |
| 月額 | 1.5万円(維持のみ) | 5千円(軽微な更新込み) |
| 更新代(年6回想定) | 1回1万円=年6万円 | 月額に含まれる |
| 3年総額 | 87万円 | 58万円 |
この例では、初期が25万円高いB社の方が、3年で29万円安くなります。自社の更新頻度を先に見積もっておくと、この試算ができます。年に何回サイトを直したいか、それだけ決めておいてください。
相見積りのコツと、比較すべき5つの観点
相見積りは2〜3社が目安です。適正価格と会社の姿勢を知るために有効ですが、やり方を間違えると比較になりません。
- 2〜3社に絞る(多すぎると比較しきれない)
- 各社に同じ条件(目的・ページ数・予算)を伝える
- 金額だけでなく提案の中身と対応の速さも見る
- 「他社にも相談している」と正直に伝える
条件をそろえないと、金額の差が「安い」なのか「手抜き」なのか判断できません。同じ土俵で比べることが、相見積りを活かす最大のコツです。伝える条件は、口頭でなくメール1通にまとめて全社に同じ文面を送ると確実です。
比較すべき5つの観点
- 総額:初期+月額+想定される追加費用で比べる
- 提案内容:目的に対する設計・改善の提案があるか
- 実績:近い業種・目的のサイトを作った経験があるか
- 対応:返信の速さ、説明の分かりやすさ、相性
- 契約条件:著作権・縛り・保守範囲・解約条件
問い合わせへの初動対応は、公開後のサポートの姿勢がそのまま出ます。返信が遅い・質問に答えない会社は、契約後も同じになりやすいと考えておきましょう。
選ばなかった会社への断り方
相見積りで気が重いのが、断る連絡です。理由を細かく説明する必要はありません。次の3行で十分です。メールでかまいません。
- お見積りをいただいたお礼
- 社内で検討した結果、今回は他社にお願いすることになった旨
- また機会があればご相談したい旨
金額を理由に挙げると、値下げの再提案が来て話が長引きます。断ったあとの引き際も、その会社の姿勢が出るところです。しつこく食い下がる会社は、選ばなくて正解だったと考えてよいでしょう。
制作会社に聞くべき質問と、答え方の見分け方
打ち合わせで次を質問すると、会社の姿勢が見えます。答えの中身より「答え方」が判断材料です。
| 質問 | 良い答え方 | 危ない答え方 |
|---|---|---|
| 見積の内訳を教えてください | 項目ごとに金額を分けて示す | 「だいたい一式で」と濁す |
| 公開後の更新はどこまで対応しますか | 回数・範囲・対応日数を数字で答える | 「柔軟に対応します」だけ |
| 契約に縛りはありますか | 期間と違約金をその場で明示する | 「基本的には大丈夫です」 |
| データや著作権は自社に残りますか | 契約書の該当条項を示す | 「今まで問題になったことはない」 |
| 近い業種の実績はありますか | 実際のURLを見せる | 「たくさんあります」で終わる |
その場で明快に答えられる会社は、社内で工数と条件を管理できている証拠です。言葉を濁す会社は、契約後も同じ対応になりやすいと考えましょう。
契約前に必ず確認すること
トラブルの多くは、契約前の確認漏れから起こります。次の4点は、契約書やサービス規約で必ず確認してください。
著作権・データの帰属
完成したサイトの著作権やデータが、自社に帰属するか制作会社に残るかを確認します。データが渡されないと、将来ほかの会社に乗り換えられません。
なお、著作権が制作会社に残る契約自体は珍しくありません。問題は帰属の有無ではなく、継続して使う権利と、解約時のデータ引き渡しが保証されているかです。そこだけは書面で押さえてください。
最低利用期間・縛りの有無
月額型では「最低◯年契約」「途中解約は残額一括」といった縛りがある場合があります。特に初期0円を強調するサービスは、長期契約で回収する設計のことも。縛りの年数と中途解約の条件を確認してください。
保守・更新の範囲
月額に含まれる更新の範囲を、具体的に確認します。「テキスト修正は月◯回まで」「写真差し替えは別料金」など、会社ごとに線引きが違います。どこまで無料で、どこから別料金かを書面で残しましょう。
解約時にサイトが残るか
解約したらサイトが消えるサービスもあります。特にサブスク型は要注意です。解約後もドメインやデータを引き継げるかを確認しておくと、乗り換えや自社運用に切り替えたいときに困りません。
「安い・早い」の裏に、縛りやデータ非開示が隠れていないか。ここを契約前に確認するだけで、数年後の後悔をほぼ防げます。口頭の約束でなく、書面で残すのが鉄則です。
こんなホームページ制作会社は避けたい
制作会社として正直にお伝えします。次のサインが見えたら、契約は慎重に判断しましょう。
- 丸投げ前提:ヒアリングが浅く、目的やターゲットを聞かない
- 成果を考えない:デザインの話ばかりで、集客・採用の設計がない
- 不透明な見積:「一式」でしか出さず、内訳を渋る
- 強引な営業:即決を迫る、不安を煽って契約させようとする
- 連絡が遅い:問い合わせ段階から返信が遅く、要領を得ない
特に「丸投げでOKです」を売りにする会社は要注意です。楽に見えて、目的のない“きれいなだけのサイト”になりがち。良い制作会社ほど、こちらに質問をしてきます。
もう1つ、判断に迷ったときの目安があります。「今日中に決めていただければ」と期限を切ってくる会社は、いったん保留にしてください。良い提案なら、1週間考えても良い提案のままです。
よくある勘違い
| よくある思い込み | 実際のところ |
|---|---|
| 大きい会社なら安心 | 実作業が再委託される場合がある。誰が作るかを確認する |
| 実績数が多い会社が良い | 数より、自社と近い業種・目的の実績が1件あるかが効く |
| デザインがきれいなら成果が出る | 導線設計が伴わないと問い合わせは増えない |
| 高い方が良いものができる | 金額差の多くはページ数と機能。目的に不要なら払う意味はない |
| 安い会社は手を抜いている | 作業範囲を絞っているだけの場合も多い。範囲を確認して判断する |
この5つは、発注前によく聞く言葉です。どれも「金額と見た目」だけで判断しようとしたときに出てくる思い込みです。判断の軸を目的・総額・契約条件の3つに置き換えると、迷いはかなり減ります。
ホームページ制作会社選びでよくある失敗
発注後に「こんなはずでは」となる典型的な失敗です。事前に知っておけば回避できます。
| よくある失敗 | 何が起きるか | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 安さだけで選ぶ | 設計不在で成果が出ず、作り直しになる | 構成案を先に見せてもらう |
| 目的を決めずに依頼 | 何のためのサイトか分からなくなる | 目的を1つに絞ってから問い合わせる |
| 月額の中身を確認しない | 更新が別料金で総額が膨らむ | 月額の内・外を一覧でもらう |
| 縛りを見落とす | 解約できない、残額を請求される | 契約書の解約条項を音読して確認 |
| 公開後に放置 | 情報が古いまま埋もれる | 更新担当と頻度を公開前に決める |
共通するのは「金額と見た目だけで決めた」ことです。目的・総額・契約条件の3点を押さえれば、これらの失敗はほとんど防げます。
会社の規模・実績・相性、どこを重視すべき?
規模より「自社の目的に近い実績」を重視してください。「大きい会社なら安心」とは限りません。中小企業のサイトでは、次のバランスで選ぶのが現実的です。
- 実績:規模より「自社の目的に近い実績」があるか
- 相性:長く付き合う相手なので、話しやすさは重要
- 体制:誰が作り、公開後は誰が対応するのか
実績を見るときは、デザインの好み以上に「目的が達成されているか」を見てください。採用サイトなら応募導線が分かりやすいか、集客サイトなら問い合わせボタンがすぐ見つかるか。作例を自分のスマホで開いて、3秒で用が足せるかを試すのが手軽で確実です。
ホームページは公開してからが本番で、長い付き合いになります。質問に丁寧に答え、成果を一緒に考えてくれる相手を選ぶことが、結局は一番の近道です。業種ごとの考え方はビルメンテナンスのホームページ制作や税理士のホームページ制作でも具体的に解説しています。
すでに他社で作っている場合の乗り換え
今の制作会社に不満がある場合、作り直す前に、次の3つが手元にあるかを確認してください。これが揃っていれば、乗り換えの費用はぐっと下がります。
- ドメインの管理権限:自社名義なら、URLを変えずに移せます
- サイトのデータ:文章と画像さえあれば、原稿づくりの工程を省けます
- 現契約の解約条件:縛りの残り期間と違約金を先に確認します
3つとも揃わない場合でも、乗り換えはできます。ただし実質的な作り直しになるため、費用は新規制作と同等と考えておいてください。だからこそ、最初の契約でこの3つを押さえておくことが重要になります。
KOKUが選ばれる理由(明朗会計・縛りなし)
KOKUは、この記事で「確認すべき」とお伝えした点を、あらかじめクリアにしています。
- 明朗会計:初期5万円+月額5千円(ポッキリ.com)。「一式」で濁しません
- 長期の縛りなし:最低利用期間の縛りはありません
- 成果を一緒に考える:目的から逆算して設計し、丸投げにしません
- AI活用:Claude Codeなどを道具に、速く・安く・作り込みます
実際に、軽貨物運送の株式会社光政(さいたま市)は採用に振り切った設計、ビルメンテナンスの株式会社KAIEM(兵庫・岡山)は信頼感を軸にしたデザインで制作しました。制作実績は17社以上です。テンプレートの寄せ集めではなく、狙いから逆算して作るのが特徴です。AI制作の実力と限界はAIホームページ制作の実力と限界で正直に検証しています。
「透明な料金で、成果に効く1サイトを、無理のない費用で始めたい」——そんな中小企業・個人事業主にぴったりです。見積もりや相談は無料。強引な営業は一切しません。
まとめ
- 制作会社選びは「準備→比較→契約」の順。目的・予算・ページを先に決める。
- 依頼先は5タイプ。金額だけでなく提案・実績・対応・契約条件で比べる。
- 相見積りは2〜3社。全社に同じ条件を同じ文面で伝える。
- 契約前に著作権・縛り・保守範囲・解約時にサイトが残るかを必ず確認する。
- 質問への「答え方」が最大の判断材料。濁す会社は契約後も同じ。
どこに頼むか迷っている段階でも構いません。お問い合わせから、「うちの場合はどのタイプが合うか」だけでもお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. ホームページ制作会社はどうやって選べばいい?
「準備→比較→契約」の順で進めます。まず目的・予算・欲しいページを自社で決め、依頼先タイプを絞って2〜3社で相見積り。最後に見積の内訳と契約条件を確認してから決めるのが失敗しない選び方です。
Q. 制作会社選びで一番大事なポイントは?
「成果を一緒に考えてくれるか」です。言われた通りに作るだけの会社と、目的から逆算して提案する会社では、公開後の結果が大きく変わります。ヒアリングの深さと提案の中身を見ましょう。
Q. 見積書のどこを見れば失敗しませんか?
初期費用・月額・追加費用の内訳を見ます。「一式」でしか出さない見積は内訳を求めましょう。月額に何が含まれるか、どこから追加料金かを確認し、2〜3年使う前提の総額で比べるのが鉄則です。
Q. 契約前に必ず確認することは?
著作権・データの帰属、最低利用期間や縛り、保守・更新の範囲、解約時にサイトが残るかの4点です。特に初期0円を強調するサービスは、長期の縛りが隠れていないか書面で確認しましょう。
Q. 相見積りは何社くらい取ればいい?
2〜3社が目安です。多すぎると比較しきれません。各社に同じ条件(目的・ページ数・予算)を同じ文面で伝え、金額だけでなく提案の中身と対応の速さも合わせて比べると、適正な会社を見極めやすくなります。
Q. 制作実績は何を見ればいいですか?
デザインの好みより「目的が達成されているか」を見ます。作例を自分のスマホで開き、応募や問い合わせのボタンが3秒で見つかるかを試してください。自社と近い業種の実績があれば、説明の手間も減ります。
Q. 担当者との相性は、どこで判断すればいいですか?
問い合わせ段階の返信速度と、質問への答え方で判断できます。1〜2営業日以内に具体的な返信があり、答えられないことを「確認します」と言える相手なら安心です。即決を迫る相手は保留にしましょう。
この記事を書いた会社:株式会社KOKU
株式会社KOKUは、初期費用5万円+月額5千円でホームページ制作を提供する制作会社です。明朗会計の「ポッキリ.com」(長期の縛りなし)を運営し、運送・ビルメンテナンス・士業・ジムなど幅広い業種のサイトを手がけています(制作実績17社以上)。AIを制作現場の道具として使い、速く・安く・作り込む制作が強みです。