税理士のホームページ制作|問い合わせが増える作り方と費用相場

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税理士のホームページ制作|問い合わせが増える作り方と費用相場

税理士事務所のホームページは、「専門特化」と「信頼」を伝えられるかどうかで、問い合わせの数が変わります。事務所案内を並べるだけでは、数ある事務所の中から選んでもらえません。何が得意で、誰が担当し、いくらかかるのか。これが明確なHPが選ばれます。

とくに相続や事業承継のように単価の高い相談は、お客様が慎重に事務所を比較します。紹介だけに頼っていると、こうした相談を取りこぼしてしまいます。ホームページは、紹介に頼らず自力で顧問先やスポット相談を集めるための土台です。

この記事は、中小事業者のホームページを数多く手がける株式会社KOKUが、税理士事務所の集客につながるHPの条件と費用を解説します。実際に相続・事業承継を強みとする税理士事務所様を制作した経験から、制作会社側から見た「よくある失敗」まで正直にお伝えします。

  • 問い合わせが増える税理士HPの必須項目7つ
  • 「総合型」より「特化型」が選ばれる理由
  • 制作費用の相場と、割安に作る選択肢(KOKUの内訳も公開)
  • 士業ならではの「信頼」のつくり方と、専門ブログの回し方
  • 制作の流れと、事務所側で用意するもの

これから開業する方も、すでにHPがあるのに問い合わせが来ない方も、読み終えるころには「次に直すべき場所」がはっきり分かるはずです。

相続について相談に応じる税理士

結論:税理士のHPは「専門特化」と「信頼」で選ばれる

税理士事務所のホームページで最も大切なのは、「何が得意か」と「誰に任せられるか」を、はっきり伝えることです。この2つがある事務所は、料金の比較から抜け出して「ここに相談したい」で選ばれます。

お客様が税理士を選ぶとき、比べているのは料金だけではありません。自分の悩みに詳しいか、信頼して任せられる人か。とくに相続や事業承継のような一度きりの大きな相談では、この見極めが決め手になります。

逆に、どの事務所も同じような「総合的にサポートします」という見せ方をしていると、お客様は違いが分からず、結局は知名度や料金だけで判断してしまいます。特化と信頼を伝えることが、選ばれるための出発点です。

ホームページ制作の費用や進め方を具体的に相談したい方は、初期費用5万円+月額5千円のポッキリ.comをご覧ください。必要なものだけを無駄なく作ります。

なぜ今、税理士にホームページが必要なのか

紹介やつながりだけに頼る集客は、事務所の成長とともに限界が来ます。ホームページは、その先の顧問先・スポット相談を自力で集めるための資産です。

今のお客様は、知人に紹介された事務所であっても、その名前を検索して確かめます。そのときにホームページが無い、あるいは情報が古いままだと、「本当に大丈夫だろうか」という不安が生まれます。紹介を受けても、最後に背中を押すのはホームページなのです。

さらに、相続・事業承継・創業融資といったテーマは、悩んだ人が自分で検索して事務所を探します。ここで見つけてもらえるかどうかが、紹介に依存しない集客の分かれ目になります。

紹介経由と検索経由では、相談の質も変わる

紹介経由検索経由
相談に至る速さ速い(信頼が前提にある)やや遅い(比較検討される)
相談の内容顧問など継続的なものが多い相続・承継などスポットが多い
単価安定するが伸びにくい1件あたりが大きくなりやすい
件数の上限人脈の広さで頭打ち発信を続けるほど増える

紹介をやめる必要はありません。紹介で土台を固めつつ、検索経由で単価の高いスポット相談を拾う。この二本立てにすると、事務所の収益は安定しながら伸びていきます。ホームページは、この2本目をつくるための装置です。

開業したばかりの事務所ほど効く

独立直後は、人脈がそのまま売上の上限になります。そこで先に検索の入口を作っておくと、人脈が一巡したあとの落ち込みを防げます。順位が付くまでには数ヶ月かかるので、忙しくなってから作るのでは間に合いません。

また、開業直後は実績が少なく「載せることがない」と感じがちです。その場合は、前職での経験と、自分が引き受けたい相談を書いてください。実績の代わりになるのは、何を大事にして仕事をするかという考え方です。ここは経験年数に関係なく書けます。

職員を採用したい事務所であれば、採用ページも同じホームページ内に持てます。士業事務所の採用も、求人媒体だけに頼らない形が作れます。考え方は採用サイトの作り方にまとめています。

問い合わせが増える税理士HPの必須項目

清潔感のある税理士事務所の応接スペース

対応業務・料金の目安・相談の流れ・代表の紹介・実績・アクセス・専門ブログ。この7つがそろうと、問い合わせは動き出します。順番に見ていきます。

1. 対応業務を具体的に書く

「税務全般」だけでは、お客様は自分の悩みに合うか判断できません。法人の顧問、個人の確定申告、相続税、事業承継、創業支援、クラウド会計対応など、対応できる業務を具体的に並べます。

あわせて「対応していない業務」も書いておくと、問い合わせの質が上がります。国際税務は扱わない、医業は専門外。断る手間が減り、相談の初回面談がかみ合いやすくなります。

2. 料金の目安を示す

士業では料金を伏せる事務所も多いですが、目安があるだけで問い合わせのハードルは大きく下がります。顧問料の月額レンジ、確定申告の料金、相続税申告の考え方など、「いくらぐらいか」の見当がつく情報を載せましょう。詳しくは後半で解説します。

3. 相談の流れを見せる

初めて税理士に相談する人は、何から始まるのか分かりません。問い合わせ、初回面談、見積もり、契約という流れを図で示すだけで、「まず相談してみよう」と思ってもらいやすくなります。

各段階に「かかる時間」と「費用の有無」を添えるとさらに効きます。初回面談は60分・無料、見積もりの提示まで1週間。この2つが書かれているだけで、問い合わせへの心理的な負担は目に見えて下がります。

もう1つ、「面談の前に用意してもらうもの」を書いておくと、初回の質が上がります。決算書2期分、相続なら財産の一覧。事前に伝えておけば、1回目から具体的な話ができ、成約までの期間が短くなります。

「まだ何も決まっていない段階でも大丈夫です」の一文も添えてください。士業への相談をためらう理由の多くは、準備不足を指摘されることへの不安です。この一言があるだけで、初期段階の相談が拾えるようになります。

4. 代表税理士のプロフィールを載せる

税理士選びは「人選び」です。顔写真・保有資格・経歴・得意分野、そして仕事に対する考え方を載せてください。どんな人が担当してくれるのかが見えると、相談への安心感が生まれます。

誠実な印象の代表税理士のポートレート

写真は正面から、明るい場所で、目線をこちらに向けたものを選んでください。斜めから撮った硬い写真より、自然な表情の方が相談されやすくなります。スーツである必要も必ずしもありません。

5. 実績・お客様の声を載せる

「どんな業種の、どんな規模の相談に対応してきたか」が分かると、お客様は自分を重ねて考えられます。守秘義務に配慮しつつ、差し支えのない範囲で相談事例やお客様の声を紹介しましょう。

個社名を出せない場合は、「建設業・年商3億円・従業員20名の法人様」のような書き方で十分です。業種と規模だけでも、読んだ人は自分と近いかどうかを判断できます。相談内容と、どう解決したかを2〜3行添えれば、立派な事例になります。件数は3件あれば十分です。

6. アクセスとGoogleマップ(MEO)を整える

「地域名+税理士」で探す人は多く、Googleマップの検索結果に出てくるかどうかが集客を左右します。ホームページに事務所の所在地を明記し、Googleビジネスプロフィールを整えて連携させましょう。費用はかかりません。

登録するのは、事務所名・住所・電話番号・営業時間・ホームページのURLの5つです。ホームページに書いてある表記と、一字一句そろえてください。「1-2-3」と「一丁目2番3号」のような揺れがあると、同じ事務所だと認識されにくくなります。

ビルの何階か、駐車場があるか、最寄り駅からの徒歩分数も書いておきましょう。初めて訪れる人にとって、たどり着けるかどうかは相談前の不安の1つです。地図を貼るだけで終わらせないでください。

7. 専門テーマのブログを持つ

相続税や事業承継といったテーマで役立つ情報を発信すると、悩んで検索した人の入口になります。ブログから無料相談ページへ自然につなぐことで、紹介に頼らない集客の柱になります。

「総合型」より「特化型」が選ばれる理由

すべてに対応する総合型より、何かに特化した事務所のほうが、お客様の記憶に残り選ばれやすくなります。「相続に強い」「創業支援が得意」といった軸を1つ決めることが効果的です。

たとえば相続で悩む人にとって、「税務全般を扱う事務所」より「相続を専門にしている事務所」のほうが、明らかに頼もしく見えます。同じ実力でも、特化を打ち出すだけで印象が変わるのです。

特化といっても、他の業務を断る必要はありません。ホームページの見せ方として「これが得意です」という顔を1つ作る、ということです。相続・事業承継・医業・創業支援など、事務所の強みに合わせて軸を決めましょう。

軸の決め方(3つの質問)

  1. 直近3年で、最も多く受けた相談は何か:実績があるテーマが最も説得力を持つ
  2. その中で、単価が高いのはどれか:件数が少なくても収益に効くテーマを選ぶ
  3. 今後も受け続けたいのはどれか:得意でも消耗する仕事を軸にしない

3つとも当てはまるテーマがあれば、それが軸です。軸が決まると、トップページの1行目・ブログのテーマ・料金の見せ方まで、すべて自動的に決まります。逆に軸が決まらないまま制作に入ると、総合型のありふれたサイトになります。

士業ならではの「信頼」のつくり方

士業の信頼を伝える3要素(顔・資格経歴・実績)の図解

税理士は、お客様の大切なお金や事業の情報を預かる仕事です。だからこそ、ホームページでは「信頼できる相手だ」と感じてもらう設計が欠かせません。

信頼は、3つの要素で伝わります。顔(誰が対応するか)・資格や経歴(何ができるか)・実績(何をしてきたか)です。この3つがそろっていると、初めての人でも安心して問い合わせられます。

逆に、顔写真がない、経歴が一行だけ、実績が何も書かれていない。こうしたHPは、実力があっても不安に見えてしまいます。派手なデザインより、この3点をていねいに見せることのほうが、士業では効きます。

信頼を損ねる細かい点

見落とされがちな点お客様にどう映るか
お知らせの最終更新が数年前今も営業しているのか不安になる
事務所の住所がビル名まで書かれていない訪問前に迷う。実在性にも疑問が残る
問い合わせフォームだけで電話番号がない急ぎの相談ができないと感じる
フリー素材の外国人写真ばかり実際の事務所の様子が伝わらない
「業界最安」などの断定的な表現士業らしさが薄れ、かえって警戒される

どれも費用をかけずに直せる項目です。士業のホームページでは、加点より減点を減らす方が効きます。まずこの5つを確認してみてください。

理由は、お客様が事務所を選ぶ過程にあります。まず複数の事務所を「候補から外す」作業をして、残ったところに連絡する。だから、目立つ長所より、不安にさせる要素がないことの方が先に効きます。デザインに予算をかける前に、この5つを潰してください。

料金は載せるべきか、載せないべきか

結論から言うと、目安だけでも載せることをおすすめします。料金がまったく分からないと、多くの人は「高そう」と感じて問い合わせをためらうからです。

もちろん、相続税申告のように案件ごとに金額が変わる業務は、正確な額を出せません。その場合でも、「顧問料は月◯円から」「初回相談は無料」「お見積もりは無料」といった情報があるだけで、問い合わせへの心理的なハードルは大きく下がります。

料金を伏せる戦略もありますが、その場合は「なぜ相談する価値があるか」を、実績や専門性でより強く伝える必要があります。目安を出すほうが、多くの事務所にとっては問い合わせにつながりやすい選択です。

金額を出さずにハードルを下げる書き方

どうしても金額を出したくない場合は、「決まり方」を書いてください。金額そのものを伏せても、何で変わるのかが分かれば、お客様は自分の場合を想像できます。

  • 顧問料は「年商」と「訪問回数」で決まります
  • 相続税申告は「遺産総額」と「相続人の人数」で変わります
  • 記帳代行の有無で月額が変わります
  • 初回のお見積もりまでは費用がかかりません

この4行があるだけで、「問い合わせたら高額を提示されるのでは」という不安はかなり消えます。お客様が恐れているのは金額の高さではなく、金額が分からないことです。

税理士ホームページの制作費用の相場

税理士事務所のHP制作費用は10万円から150万円以上と幅が広く、集客を狙うなら50万円以上が中心です。作りたい規模と目的によって、大きく変わります。

タイプ初期費用の目安特徴
名刺代わり型10〜30万円数ページの簡単な構成。まず存在を示す用途
集客重視型50〜80万円+月1〜3万円SEOや導線を設計。問い合わせ獲得を狙う
プロフェッショナル型150万円以上+月3〜15万円戦略から一括。大手事務所向け

金額の幅が大きいのは、「どこまで任せるか」で作業量が変わるためです。原稿づくり、写真撮影、ロゴ制作まで含めれば上がりますし、素材を事務所側で用意できれば下がります。

依頼先ごとの違いをさらに詳しく知りたい方は、ホームページ制作費用の相場|依頼先・種類別の完全ガイドで全体像を整理しています。制作会社の見極め方はホームページ制作会社の選び方をご覧ください。

KOKUの料金内訳を公開します

株式会社KOKUが運営する「ポッキリ.com」は、初期費用5万円+月額5千円です。相場と比べて安く見えるはずなので、何が含まれて何が含まれないのかを、そのまま公開します。

区分内容
初期費用5万円に含むヒアリング、構成の設計、デザイン、スマホ対応、公開作業
月額5千円に含むサーバー・ドメインの管理、表示の維持、軽微な修正対応
含まないもの写真撮影、ロゴの新規制作、広告運用、大規模なページ追加

安くできる理由は2つです。不要な工程を持たないことと、AIを制作フローに組み込んで作業時間そのものを短くしていること。営業担当が何度も訪問する体制を持たないぶん、価格に反映しています。AI活用の実際はAIホームページ制作の実力と限界で正直に検証しています。

もちろん、写真撮影やロゴ制作まで一括で任せたい場合は別途費用がかかります。そこは正直にお伝えしています。士業のホームページでは代表の写真が効くので、撮影だけは費用をかける価値があります。

制作費に全額を使わない。予算配分の考え方

ホームページは作った瞬間がゴールではなく、見てもらって初めて意味を持ちます。制作費に予算を使い切ると、肝心の集客に回すお金が残りません。

用意した予算の全額を制作に充てれば、立派なHPはできます。しかし公開直後は検索順位も付いておらず、誰も訪れません。そこからブログの更新も広告もできないまま、時間だけが過ぎてしまいます。

予算100万円の配分例

使い道金額の例ねらい
ホームページ制作30万円特化と信頼が伝わる構成をつくる
代表・事務所の撮影10万円士業で最も効く「顔」を整える
専門ブログの記事作成30万円検索の入口を1年かけて増やす
広告(地域+テーマ)20万円順位が付くまでの間、流入を確保する
予備10万円公開後の修正・追加に備える

現実的なのは、制作費を抑えて、残りを専門ブログの発信・Googleビジネスプロフィールの整備・広告に回す配分です。とくに税理士の集客は情報発信の積み重ねが効くので、この考え方は特に重要になります。

専門テーマのブログで相談を集める方法

ブログは、税理士のホームページで最も費用対効果が高い部分です。ただし、書き方を間違えると1年続けても1件も相談が来ません。

書くべきテーマの選び方

制度の解説記事は、すでに大手サイトが書いています。同じことを書いても埋もれます。狙うのは「悩んでいる人が、その言葉で検索する」テーマです。

避けたいテーマ狙いたいテーマ
相続税とは親が認知症になる前にやっておく相続対策
インボイス制度の概要一人親方がインボイス登録すべきか判断する基準
事業承継の基礎知識後継者がいない会社の選択肢と、決断の期限
節税対策まとめ年商1億円を超えたときに最初に見直す3つのこと

右側に共通するのは、読んだ人が「これは自分のことだ」と思う具体性です。制度の説明ではなく、判断の材料を書く。ここが、税理士にしか書けない領域になります。

記事から相談につなげる置き方

  1. 記事の途中に1回、末尾に1回、相談ページへの導線を置く
  2. 導線の文言は「お問い合わせ」より「この件について相談する」のように具体的に
  3. 記事末に著者(担当税理士)の名前と顔写真を置く
  4. 関連する記事を2〜3本リンクし、読み進めてもらう

更新頻度は月1〜2本で十分です。毎日書く必要はありません。ただし、3ヶ月書いて止まるのが最も損なので、続けられるペースを最初に決めてください。

ネタに困ったら、面談で実際に聞かれた質問を書いてください。1件の面談から1本書けます。同じ質問を複数のお客様から受けているなら、それは検索されているテーマです。わざわざキーワードを調べなくても、目の前に材料があります。

効果が出るまでの期間も知っておいてください。公開から順位が固まるまで、おおむね3ヶ月かかります。1ヶ月で反応がないからと止めてしまうのが、最もよくある失敗です。半年は様子を見るつもりで始めてください。

制作の流れと、事務所で用意するもの

制作期間の目安は、小規模なサイトで1〜1.5ヶ月、作り込む場合で2〜3ヶ月です。流れは次のとおりです。

  1. ヒアリング:軸にする専門分野と、狙うお客様を決める
  2. 構成・設計:載せるページと順番を決める
  3. 原稿・撮影:代表の写真と、事務所の様子を用意する
  4. デザイン:士業らしい落ち着きと、読みやすさを両立させる
  5. 実装・確認:スマホ表示とフォームの動作を確認する
  6. 公開・運用:ブログとGoogleビジネスプロフィールを回す

事務所側で先に用意するもの

  • 代表税理士の経歴(登録番号・出身・実務年数・得意分野)
  • 対応業務の一覧と、対応していない業務
  • 料金の目安、または金額の決まり方
  • 相談事例(業種・規模だけでも可。守秘義務の範囲で)
  • 事務所の写真(応接スペース、外観、看板)
  • 問い合わせを受ける担当者と、対応できる時間帯

最も遅れるのは3番の原稿・撮影です。着手前に代表の撮影日だけ押さえておくと、公開は目に見えて早くなります。

制作事例:相続・事業承継を強みとする税理士事務所様

KOKUで実際に制作した、相続・事業承継を強みとする税理士事務所様の事例を紹介します。幅広い税務に対応しながらも、相続分野の専門性を前面に打ち出したいというご要望でした。

この事務所様で重視したのは、「相続に強い」という強みを、最初の画面ではっきり伝えることでした。総合型の見せ方をやめ、相続で悩む人がたどり着いたときに「ここなら任せられる」と感じられる構成にしています。

あわせて、代表税理士の顔と考え方をていねいに見せ、相談の流れを分かりやすく示しました。専門性と人柄の両方が伝わることを目指した設計です。

ここでお伝えしたいのは、強みが明確な事務所ほど、HPで伝えるべきことは絞れるということです。あれもこれもと載せるより、選ばれる理由を一つ決めて軸にするほうが、はるかに伝わります。

制作の過程で最も時間をかけたのは、実はデザインではなくヒアリングでした。「相続に強い」と一言で言っても、何をもって強いのかは事務所ごとに違います。対応件数なのか、税務調査への備え方なのか、他士業との連携なのか。ここを言語化しないと、トップページの1行目が書けません。

逆に言えば、この1行が決まってしまえば、残りの構成は自動的に決まります。ホームページ制作で悩む時間の大半は、デザインの好みではなく、この言語化に費やされます。着手前に事務所内で議論しておくと、制作期間も費用も抑えられます。

制作会社から見た、よくある失敗5つ

実際にご相談をいただく中で、繰り返し見かける失敗があります。どれも大きな費用をかけずに直せるものばかりです。

よくある失敗何が起きるか直し方
「総合型」で埋もれている何が得意か伝わらず、他事務所と区別されない軸を1つ決め、トップの1行目を書き換える
代表の顔写真がない人で選ぶ士業では、顔が見えないだけで不安になる明るい場所で正面から1枚撮る
料金の情報がゼロ目安すら無いと、問い合わせ前に離脱される金額が難しければ「決まり方」を書く
ブログが止まっている最終更新が数年前だと、活動していない印象を与える月1本のペースを決めて再開する
スマホで見づらい相談を検討する人の多くはスマホで確認している自分のスマホで全ページを開いて確認する

この5つのうち、すぐに効くのは代表の顔写真と料金の目安です。どちらも制作会社に頼まずに直せる場合が多いので、まずここから着手してください。士業以外の業種の考え方はビルメンテナンスのホームページ制作なども参考になります。

まとめ:迷ったら「特化・信頼・料金の目安」から

税理士事務所のホームページで成果を分けるのは、デザインの華やかさではありません。何が得意で、誰に任せられ、いくらぐらいかかるのか。この3つが伝わるかどうかです。

  • 強みを1つ決めて「特化」を打ち出す
  • 顔・資格・実績で「信頼」を伝える
  • 料金の目安、または金額の決まり方を示してハードルを下げる
  • 制作費に使い切らず、情報発信の予算を残す
  • ブログは制度解説でなく「判断の材料」を月1〜2本

今あるホームページを見直すだけでも、問い合わせの数は変えられます。何から手を付けるべきか迷ったときは、初期費用5万円+月額5千円のポッキリ.comをご覧ください。必要なものだけを無駄なく形にします。

よくある質問

紹介があっても、ホームページは必要ですか?

必要です。紹介された人でも、事務所の名前を検索して確かめるのが今のお客様です。そのときに情報がまとまったHPがあると、最後の一押しになります。紹介に頼らない新しい相談を得るうえでも欠かせません。

ホームページに最低限、何を載せればいいですか?

対応業務・料金の目安・相談の流れ・代表税理士のプロフィール・アクセスの5つが基本です。ここに実績や専門テーマのブログを足していくと、集客の力が高まります。

税理士HPの制作費用の相場はいくらですか?

10万円から150万円以上と幅が広い分野です。名刺代わりの簡単なものなら10〜30万円、集客を狙うなら50万円以上が目安になります。KOKUの「ポッキリ.com」は初期5万円+月額5千円で提供しています。

料金は載せたほうがいいですか?

目安だけでも載せることをおすすめします。料金がまったく分からないと「高そう」と感じて問い合わせをためらう人が多いためです。金額を出しにくい場合は、「年商と訪問回数で決まります」のように決まり方を書くだけでも効果があります。

相続や事業承継の集客に、ホームページは効きますか?

効きます。相続や事業承継は、悩んだ人が自分で検索して事務所を探すテーマだからです。専門性を前面に出し、役立つ情報をブログで発信すると、そうした相談の入口になります。

総合型の事務所ですが、特化を打ち出すと他の依頼が減りませんか?

減りません。特化はホームページの見せ方の話で、業務を断る必要はないためです。むしろ「相続に強い」と明示した事務所の方が、記憶に残って他の相談も呼び込みます。軸は直近3年で最も多く受けた相談から選ぶのがおすすめです。

ブログは何本くらい書けば相談につながりますか?

本数より内容とテーマ選びが効きます。制度の解説は大手サイトに埋もれるため、「認知症になる前の相続対策」のように、読んだ人が自分のことだと感じる具体的なテーマを選んでください。月1〜2本を1年続けるのが現実的な目安です。


この記事を書いた会社:株式会社KOKU
株式会社KOKUは、初期費用5万円+月額5千円でホームページ制作を提供する制作会社です。中小企業・個人事業主のホームページを17社以上手がけ、AIを制作現場で日常的に活用しています。税理士事務所をはじめとする士業のHPも制作しており、実体験にもとづく情報を発信しています。サービスの詳細はポッキリ.com、その他のご相談はお問い合わせから承ります。